SERVICE

サービス範囲

当社のサービスエリアは、経営戦略(効果測定と上申サポート)からITの構築・運用まで一貫したサービスの提供です。※部分的にも対応させて頂いております。

当社の株主より、物流/生産/IT/通信/金融/エネルギーなどのノウハウを受ける環境があるのも強みですが、過去、大手企業に対して、ソリューションを活用しないで基幹システムを構築してきた経験が、業務(ロジスティクス)に対する理解を深め、業務を効率化することと、システム運用を安定させることが最も重要であると社員に意識付けされたことにより、可能となったサービスエリアです。

当社がITの構築に対してウォーターフォールモデルとして標準化しているのは、構想立案から~効果測定までです。 ※事業層~システム層まで担当し、アプリケーション層を子会社 or パッケージベンダへのRFPとしてサポートすることも可能です。

【工程のポイント ① 業務層】

BIGDATA、AIなどの技術革新によるデータ活用も、精微化された高品質な基礎データが存在し、業務上の制約条件も考慮しないと、ITの投資効果がでない状況が予測されるため、基礎となる業務スキルとデータ設計/システム基盤設計に対して、今後も顧客貢献できる人材を育成していきます。

また、当社にて業務理解しているエリアは、日本物流開発という名前から、物流だけに特化しているとご想像されているお客様も多いですが、チームとして担当できる業務分析の対象範囲は、ロジスティクスにおける全活動をさすため、販売/生産/物流/貿易など業務エリアすべてです。

【工程のポイント ② システム層】

システム層におけるシステム要件定義と方式設計においては、Java(SPRING BASEの自社フレームワーク)のシステム構成か、IBM I(AS/400)での構成であれば、自社内で完結してサポートが可能です。

長年構想立案を担当させて頂き、投資対効果を取りまとめてきた経験から、ITなどの運用費用において、OSバージョンアップの影響を受けにくいJavaの活用か、情報入力に対して生産性が高く、安定性が高いため運用に対して人件費が少ないIBM I(汎用)が最も投資対効果が高いと考えているからです。

【工程のポイント ③ アプリケーション層】

大手企業のIT統制などにおける進捗報告/ドキュメント体系に対応したアプリ層のプロジェクト・マネージメントが可能です。

また、プログラミング製造に関しては、オフシェア開発はグローバルシステム以外では、永続的なシステム運用を想定した場合長期的に投資対効果の創出が困難なため、弊社では、社員が設計・製造に直接関わらないシステム構築は受託開発としては実施していない状況です。
※業務委託として設計・テストのサポートは実施しております。

当社の内部ですべて完結することで、お客様のシステム運用費用の軽減を目指します。

テクノロジーの進化により企業の基幹システムは5つのステップで変化していく時代に突入していきます。そのため将来的な当社サービスの方向性(ありたい形)をステップに分けて以下に記載致します。

自動化

過去、人が入力していた情報は、ロボテクの進化により自動で入力/操作/製造/運搬される時代に突入していくと予測されるため、企業内の情報を、よりシンプルに標準化し体系化する必要が出てきます。

また、情報化定義として、プログラム以上に複雑化かつ、ブラックボックス化したシステム構造で構築されていく事が予測されるため、正しくドキュメントに企業の流れと構造を表現し、残していかなければ、機能の必要性に対する理解が失われて環境変化に対して迅速な対応ができないシステム基盤となり、大きなリスクを抱えてしまう可能性があります。

当社はメーカとして部分的な機能を作るのではなく、長期的に効果を創出するために、ロジスティクスの全体最適の視点でロボテクを繋いでいく情報の流れを体系化することでお客様へ貢献していきたいと考えています。

透過的なみえる化

みえる化のテクノロジは今後もモバイル端末を利用した人間中心型の位置づけとして深化し、人、ビジネス、モノが透過的に関係するレベルに達し、現地に行かなければ理解できなかった情報が、その場で確認できる時代になると予測されます。

当社がみえる化として目指す方向は、STEP1の情報の流れを数値化すると共に、現場意識のある人間が中心となって迅速な判断ができること、仮想現実などの技術活用で温度が伝わるみえる化を実現することでお客様へ貢献していきたいと考えています。

精緻化

人工知能は今後大きな社会・産業における構造の変化を伴いながら加速度的に新化し、今まで人間が処理する事ができなかった精緻化された膨大な情報を基にした判断ができるようになると予想されます。

当社が人工知能としての取り組んでいきたいのは、精緻化すべき情報が企業内ではなく、社会として提供できる情報を基にした情報であるため企業間を繋ぐIT企業としての役割を深く認識し、自動化⇒透過的みえる化⇒精緻化を一気通貫でつなげ人工知能が事業遂行において効果的な判断ができる学習の基盤を構築することでお客様へ貢献していきたいと考えています。

SPEED

今後のテクノロジーの進化に伴い経営者のみなさまが決断しなければならないことは、「やるべきこと」だけではなく、「やりたいこと」に対して迅速な判断が求められる時代となると想定します。

当社が経営における迅速な判断ができる情報として位置付けたいのは、結果ではなく予測された未来に対するプロセスと、結果に対する理由(なぜ)を含めた情報をリアルタイムに提供することでお客様へ貢献していきたいと考えています。

当社がありたい形になるために、保有したい能力は、ロジスティクスとして全体最適で効果創出ができる業務理解と、美しい情報(粒度のそろった精緻化されたデータ)に体系化できる情報化定義力、そして最新の技術を活用できる応用力、未来志向でプロジェクトを推進できるマネージメント力、そのような人材を育ててお客様へ貢献できる企業でいつづけたい...